仕事をするのとビジネスを持つことは全く違います。
今回は両者の違いを明確にしていきたいと思います。
仕事とビジネスの違い
仕事をするというのは、与えられた・決められた仕事を「自らおこなう」ということです。
これは何を意味するかというと、自分で仕事に取り組み、専門技術を高めて、仕事を取ってこれるようにするという意味です。
もちろん仕事を取ってきたあとも、自分で働かなければなりません。
仕事をするということは、全ての行動に自分が関与する必要があります。
それに対してビジネスを持つというのは「自動で利益を上げるシステムを持つ」ということです。
自分が働かなくてもビジネスが自分のために働いてくれます。
仕事とビジネスの決定的な違いは、自分が組織の歯車の中にいるか、組織の歯車の外にいるかの違いでもあります。
例え会社経営者でも、自分が営業や事務作業をして歯車の一部として働いているのでは、ビジネスを所有しているとは言えません。
仕事は自分の時間を拘束する
仕事をするということは、自分の時間を切り売りするということでもあります。
仕事をしている間は、他のことは何もできません。仕事中の全ての行動に、自分が関与しているからです。
貧乏人は「お金を稼ぐこと≒自分の時間を使って働くこと」だと思いがちですが、お金持ちは全く違う発想をしています。
お金持ちは仕事を自分でするのではなく、なるべく人や機械に任せようとします。
そうすることで自分の時間を確保し、さらに収益を生み出す仕組み作りに専念できるからです。
お金持ちはビジネスシステムを作り出す人
お金持ちがなぜお金持ちになれたかというと、ビジネスシステムを創りだすことができるからです。
ビジネスシステムとは、「利益を生みだす仕組み」のことです。
お金持ち本人が働くわけではなく、ビジネスシステムを構築し、人や機械を当てはめていくことでビジネスが自動的に回るようにします。
イメージとしてお金持ちは、流れる水を利用する水車をつくり、仕組化するのです。
ビジネスシステムの構築は、雇用を増やすことにも繋がり、失業者を抑える役割も果たします。
またお金持ちは、1つのビジネスだけに集中するのではなく、自分の会社を3つも4つも所有していることがあります。
それが可能な理由は、自分がビジネスの歯車の一員ではないからに他なりません。
仕事とビジネスの違いまとめ
仕事とビジネスの違いは、「自分が働くか・システムが働くか」の違いになります。
仕事というのは自分の時間を切り売りするため、他にできることが限られてしまいます。
しかしビジネスの場合は、ビジネスが自分のために働いてくれるので、他のことができます。
貧乏人は自らが働こうとし、お金持ちは雇用を作り出します。
この違いが、お金持ちと貧乏人の決定的な差を生みだすのです。
わたしも普通のサラリーマンのため、仕事の歯車の一員として働いています。ビジネス(起業)をする勇気はなかなか出ないですが、収支(収入>支出)をしっかり管理し少しづつ資産を購入していくつもりです。資産を購入し仕事以外の収入も少しづつ増やして、のんびりとお金持ちを目指す予定です。みなさん、一緒にマイペースでお金持ちになれるよう頑張りましょう。