今回は、収入をもたらす資産を増やす事に焦点を当てて書きます。同じように資産形成の方程式を確認することから始めましょう。
資産形成=(収入-支出)+資産×運用利回り
ここでいう資産というのは、将来的に収入の得られるものを指します。お金持ち、貧乏人のの収入源と使い道について見てみましょう。
貧乏人と金持ちの財務状況
貧乏人は、働いて得たお金をすべて使い切ります。つねにファッションや外食など、欲しい物にお金を使うのです。そして車などの高額商品を購入するためにローンなどを組むため、余計に支出が増えています。これではお金が一向に貯まりません。
健全な財務状況
健全な貯蓄家は、貧乏人とは違い、収入から支出を差し引いたお金を預金として貯めていきます。この財務状況はローンもないため、かなり健全と言えます。しかし実際には家や車・学費などでローンを組んでいる家計が多いため、これより悪い財務状況がほとんどです。
お金持ちの財務状況
お金持ちは、収入から支出を引いたお金を、預金するだけでなく収入をもたらす資産に換えています。この資産には自分のビジネスや、株や不動産などが挙げられます。何よりも収入源が労働からの収入と、資産からの収入の2つあることに着目してください。
お金持ちになればなる程、資産からの収入が多く、労働収入よりも上回っているケースがほとんどです。つまり自分が働かなくてもお金を得ることができます。
また、お金持ちは貧乏人と同じくローンを組んでいることが多いという点にも着目してください。このローンは消費のためのローンではなく、投資のためのローンです。
別の言い方をすると、自らが働いて返さなくても資産や他人が代わりに返済してくれるローンです。得てしてお金持ちは借りたお金を上手く使って、ローンの金利以上のお金を稼いでいるのです。
借金を上手く使うことで資本が増えるため、より効率よく資産を増やすことができるのです。
ただし借金はリスキーであるため、より多くの勉強を積まないといけないですし、収支計算や資金繰りの計画を練らずに闇雲に借金をしておこなうのは、投資ではなくただのギャンブルです。
資産からの収入は掛け算で増える
資産からの収入は労働からの収入と違い、投資金額が増えれば増えるほど更に増えていきます。
例えば年間で投資額の10%が回収できるとしましょう。100万円投資すれば、次の年には総額で10万円プラスの110万円になります。しかし、その10万円を更に投資すれば、2年目は110万円投資したことになります。次の年には、11万円プラスされ、121万円になります。
1年目の収入は10万で、2年目の収入は11万、収入が1万円増えています。これは複利といって、得たお金を再投資をすることで資産は爆発的に増えていきます。
※資産への投資は増えることも減ることもあるので、実際は計算通りの複利で増えていくことないので注意です。
また、投資金額が100万円の10%は110万円ですが、1億円の10%はなんと1000万円にもなります。このように種銭が多いとそれだけ得られる収入も増えます。
これが資産から得られる収入の最大の利点なのです。だからこそお金持ちはそれを活かすために、借金を使って投資することがあります。
資産を増やす方法まとめ
収入をもたらす資産を増やすためには、稼いだお金を使って資産を買うことを行います。
そうすることで、労働収入だけではなく、資産からの収入も入ってくるようになり、総収入が増えていくことになります。
資産に至っては、投資金額が多ければ多い程得られる収入が多いため、お金持ちは借金を上手く使って投資することがあります。
まずは自分のお金が、上の図のどれに当てはまるか考えてみましょう。
無理のない範囲で「預金」と「資産への投資」をし、それを継続し続けることができれば、確実にお金持ちへと近づいていきます。
お金の流れ(キャッシュフロー)を意識することから取り組んでいきましょう。
わたしは健全な財務状況の状態でした。まだまだ未熟なためローンを組んでの投資は控えときますが、資産への投資をコツコツと継続したいと思います。