本物のお金持ちは、見栄を張る(外面を良くする)より資産を守ることを徹底的に意識し、無駄な浪費を防ぐことを常に意識しています。
ステイタスの高い生活では、資産を築くことが困難なことをお金持ちは理解しています。
ここでは本物のお金持ちの特徴を紹介します。
1 倹約家が多い
お金持ちのイメージといえば、豪遊しているイメージがあります。
しかしそれはテレビやメディアの作ったイメージであって、本物のお金持ちは無駄なお金を一切使わない倹約家が多いです。
いくら稼いでもその分使ってしまってはお金は貯まりません。
お金持ちは無駄な出費を省き、資産を守り続けることを継続しているからこそ、莫大な資産が蓄積できるのです。
本物のお金持ちは、日常生活も普通の方々と何ら変わりなく、質素に暮らしています。
豪遊していてはお金がすぐになくなってしまうのを知っているからです。
実際の収入より遥かに低い支出で生活し資産を築いているのです。
2 家にお金をかけない
お金持ちといえば高級住宅街の豪邸に住んでいたり、タワーマンションの高層階に住んでいるイメージがありますが、そんなことはありません。
本物のお金持ちは大きい家を買うと経費が多くかかることを知っています。
自分の家にお金を掛けるのではなく、そのお金を資産を生む所へ活用し、効率よくお金を使っているのです。
豪邸に住んでいるお金持ちは、イメージとは異なり実際は一握りです。
※豪邸に住んでいる多くの方がお金持ちではなく「ステイタスを求める人」なのです
3 車にお金をかけない
お金持ちといえば高級車を何台も乗り回すようなイメージがありますが、実際は大衆車を利用する方が多いです。
本物のお金持ちは、車の利用用途が「移動手段」であることを理解しており、移動手段以外での高級な箇所は不要と考えているからです。
また、著書「となりの億万長者」によると、アメリカでは実際37%程のお金持ちが、中古の大衆車を買うそうです。
お金持ちは車が移動手段であることを理解しており、中古の大衆車が最も効率的なお金の使い方であると、考えているからです。
また最近は車の保有自体をやめ、レンタカーやカーシェアリングを活用する人もいます。
お金持ちは決して見栄を張りません。見栄を張っても収入に結びつかないことを知っているからです。
※車にお金をたくさん使う方はお金持ちではなく「ステイタスを求める人・車が趣味の人」なのです
4 衣類にお金をかけない
お金持ちはブランド品を身にまとっているようなイメージですが、実際は一般人と何ら変わらない物を身にまとっています。
本物のお金持ちは、衣類の利用用途が「装飾品」であることより、「必要な機能が備わっているか」「その機能に見合う価格か」を重要視します。
そのため、購入のさいに価格に無駄な部分が発生しません。
例）冬場→ダウンジャケットが必要→暖かさはどうか→その暖かさで妥当な価格か
※衣類にお金をたくさん使う方はお金持ちではなく「ステイタスを求める人・おしゃれが趣味の人」なのです
5 物を大事にする
お金持ちは良い物を購入し大事にします。
靴がぼろぼろになってきたら、新しい靴を買うのではなく修理して同じ靴をまたはきます。
本物のお金持ちは新しい物を次々と購入するより、良い物を修理して使った方が金額が安くなること、また愛着が湧くことを知っています。
※お金持ちは本当に良い物にお金を使い長く愛用します
6 持っている物が少ない
お金持ちは持っている物が少ないです。
お金をたくさん使う人ほど、必要の無い物や新商品を次々と購入し、物を捨てられないので、自分に必要な物がなにか状況が把握できないでいます。
お金持ちは、必要な物しか買いませんし、長く使用できる良い商品を選びます。
また消耗品は必要最低限の機能の物を選び、余計な支出はしません。
いつも部屋の中には必要な物しかないので、本当に大切な物はなにかを理解しています。
※お金持ちは必要な物の取捨選択が優れいています
7 健康にお金を使う
お金持ちは健康であることに人一倍意識をしています。
いくらお金を持っていようが、病気になって死んでしまっては意味がありません。
そのため普段から健康的な物を食べ、適度に運動して、健康的な生活リズムを維持しようとしますし、それに伴う費用には迷わずお金をかけます。
※お金持ちは自身の健康維持にはお金を使うことを厭わない
8 勉強家が多い
お金持ちは勉強をし、新しいことを身をもって体験・学ぼうとします。
蓄積された経験と知識は、それを知らない人にとってはかけがえのない価値になることを、知っているからです。
しかしお金で解決できる部分は、自身で学習し体得するよりも専門家に依頼した方が、遥かに効率が良いことを知っています。その際は積極的に活用します。
※お金持ちは勉強の仕方も効率的におこない、お金を有効的に使います。
9 時間をお金で買う
お金持ちの収入は、時給に換算すると普通の方より圧倒的に高単価です。
普通の方が時給1～3千円前後に対して、お金持ちは5千～数万円以上であったりします。
そのため、お金持ちは自分の時間にはものすごく敏感です。
自分の時間の大切さを誰よりも理解しているからです。
よって、多少のお金を支払ってでも時間を有効活用できる場合は積極的に活用します。
特に交通手段にはとても敏感で、多少のお金を払ってでも早く移動できるような手段を取る傾向にあります。
例）徒歩10分+電車10分→× タクシー10分→○ 10分間の効率化
※お金持ちは「時は金なり」ということをよく知っているのです。
10 お金と時間の損得にシビア
お金持ちは金額や時間に対してものすごくシビアです。
例え1円でも1分でも、損しないように行動します。(ケチとは根本的に異なります)
例えばよくスーパーのチラシを見比べ、購入する食材を決めるような人がいます。
お金持ちの時給は非常に高いため、チラシを眺めている時間があったり悩む時間を、働くことに充てる方が圧倒的に効率が良いのです。
またセールで行列に並ぶような事もしません。遠方のスーパーで30分並ぶ時間があれば近場で高い商品を購入し、その30分を働いた方が儲かることを知っているからです。
逆に、時間の短縮であったり有効化できる行動には積極的にお金を使います。
※お金持ちは時間とお金の損得を常に意識しているため、いつも最善の行動がとれるのです
まとめ お金持ちの特徴をまとめる
お金持ちの特徴をまとめると、以下の3つに絞られます。
・お金と時間の損得に敏感： 時は金なりをよく理解している
・見栄を張らない： 外面やステイタスにこだわることが悪手であると理解している
・健康に気を使う： お金で解決できないことを理解し人一倍意識している
お金持ちは第一に資産を徹底的に守ることを意識し、無駄な浪費を防いでいます。
多額のお金を持っているにも関わらず、生活は非常に質素な事が多いです。
家、車、衣類などで決して見栄を張りません。世間の目を気にしても、お金にならないことを誰よりも理解しているからです。
時間も同じで、一分一秒を浪費しないように心がけています。
健康には人一倍気を使いますし、お金を惜しみません。
これらが「本物のお金持ち」の特徴です。
わたしたちが日頃イメージしてる「お金持ちっぽい人」は「見栄を張ることに一生懸命お金を使う人」なのです。
周りの人からは羽振りも良く豪遊してお金持ちに映りますが、これでは資産が築けずいつまでたっても「本物のお金持ち」にはなれません。
言い換えると、「本物のお金持ち」の行動と考え方を知り真似さえすれば、わたしたちにも「本物のお金持ち」に近づくことができるのです。
急に考え方や行動を変えるのは難しいですが、ゆっくり・のんびり・ほんの少しずつ意識して一緒に本物のお金持ちになりましょう！
