みなさん、こんにちは。
ほのぼのオウルです。
さて、今回はわたしが投資している内容の紹介第二弾となります。
アセットアロケーション紹介
わたしのアセットアロケーションは下記にて運用をおこなっています。※この比率はリスク資産内の比率であり、別途無リスク資産を確保しています。
1:株式 93%
2:REIT(リート) 7%
今回紹介するのは、2:REIT(リート)の部分になります。
投資商品 REIT(リート)
株式の紹介でも申し上げましたが、個別の商品に投資しているわけではございません。わたしは投資信託を通して投資しております。
投資しているファンドは<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドです。※以後、ブログ内ではニッセイグローバルリートと略称させていただきます。
なぜ、数ある投資信託の中からこのファンドが選んだか。順をおって説明します。
コンセプト(ファンド特色)が理想だった
ニッセイグローバルリートは、
日本を除く世界各国のリートに投資することにより、S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。簡単にいうと日本以外の全世界に投資するファンドです。
投資にとって一番大切な部分は、投資比率(アセットアロケーション)にあります。わたしは、株式は日本を含め全世界に投資すべきと考えております。どこの国が上昇するかは誰にもわかりません。それであれば全世界に投資し、どこが上がっても大丈夫なように、また世界経済が発展することで、わたしも恩恵を享受しようと考え全世界に投資しています。
しかし、͡リートに関しては異なった考えをもっています。それはなぜか。もう既に、日本に住んでいる時点で、日本の不動産にお金を投じていると考えているからです。
みなさん、投資のことは一度忘れて自身の住まいを思い描いてください。持ち家、賃貸にかかわらず、何かしらの家に住まわれているのではないでしょうか。お金を投じて家を購入、又は毎月家賃を支払い住んでいるはずです。そう、投資する意識はなくても不動産にお金を投じているのです。毎月家賃を支払ったり、何千万とする家を購入したりしているのです。
知人から聞いたり、あるいは自分が次のようなことを発言したことはありませんか?「賃貸に住んでるの?」「家賃は支払っても1円も自分のお金にならないけど、持ち家は資産になるよ」「持ち家じゃないと損するよ」「いざとなれば売れば良いんだし」。
普段、投資に全く興味がない人でも、不動産に関しては「持ち家がいい」「賃貸の方が人生の選択肢があっていい」と自分なりの考えをもっているはずです。そう、みなさん無意識のうちに不動産に投資しているのです。
生活をするうえで大きなお金を投じている中、更に日本の不動産に投資するとなると、比率がかたよりすぎると思いませんか?
わたしは日本の不動産は、日常の生活で支払う金額のみで十分と考えています。その分、日本以外の世界全体の不動産にまんべんなく投資をしたい。その思いから当ファンドを選びました。
長期投資するには十分な低コストである
ニッセイグローバルリートの信託報酬は、年率0.297%(税込)です。
2010年ごろ、海外のリートは年率0.6%(税別)ぐらいのコストが低コストと呼ばれていました。いまの税率10%で計算すると年率0.66%(税込)となります。
かつては低コストであった信託報酬も、今考えると少々高いですね。ニッセイグローバルリートの約2倍の手数料となります。
投資信託は、投資を続ける限り継続して信託報酬を支払うことになります。長いお付き合いになるので、なるべく低コストのファンドを選ぶようにしましょう。
一番大切なのは納得して投資すること
正直、ニッセイグローバルリートより低コストのリートは他にもいくつかあります。例えばeMAXIS Slim先進国リートインデックスであれば年率0.22%(税込)と更なる低コストです。
では、なぜ他に低コストのファンドがあるにも関わらず、ニッセイグローバルリートに投資するのか。それはファンドの運用指数の違いにあります。
ニッセイグローバルリートの運用指数は【S&Pグローバルリートインデックス】、
eMAXIS Slim先進国リートの運用指数は【S&P先進国リートインデックス】に連動します。
この2つの指数の大きな違いは、新興国を指数に含むかどうかにあります。ニッセイグローバルリートには、わずかながら新興国も含んで投資されているのです。比率でいえば全体の3%ほどが新興国に投資されています。
わずか3%です。正直3%含まれているかどうかで、運用成績に大きな違いはないでしょう。しかし、わたしは比率に関係なく新興国が含まれていることに意義を感じています。
なんども申し上げますが、投資は比率(アセットアロケーション)が大切です。いかに自身が納得して投資するかが大切なのです。わたしの場合は「日本は含めなくてよい」「が、その他の先進国・新興国にはまんべんなく投資したい」。これがわたしの腹に落とし込む考えなのです。
その納得に近い商品がニッセイグローバルリートです。投資は長く続けていくものです。低コストであることも大切ですが、自分のアセットアロケーションにあったコンセプトのファンドでの中から選ぶようにしましょう。
まとめ
ニッセイグローバルリートを選んだ理由は
・日本以外の全世界のリートに投資したい自分の考えに、コンセプトが合致した商品であったから。
・数多くある投資信託の中で、十分に低コストであること。
・低コストの中でも、自分の納得のいくファンドに投資すること。コストよりも自分の納得のいく比率で投資されてる商品を選ぶことが大切。
長く投資を続けるには、自分の考えに一致したファンドを選ぶことが大切です。自分が選んだファンドがあまりにも高コストであれば考え直すことが必要と思いますが、極端な話信託報酬が1%以内のコストであれば、我慢するより自分の好きなファンドを選ぶことをおすすめします。
投資に対する責任は全て自分が背負うことになります。それであれば、自分が本当に考えて納得のいく商品を選べばいいのです。それを他人がつべこべ言う筋合いはありません。何ごとも自分でよく考え、マイペースに継続することが一番大切なのです。