アセットアロケーション

わたしの投資紹介① 株式

みなさん、こんにちは。

ほのぼのオウルです。

さて、今回はわたしが投資している内容を紹介いたします。

アセットアロケーション紹介

まずはじめに、わたしのアセットアロケーションは下記にて運用をおこなっています。※この比率はリスク資産内の比率であり、別途無リスク資産を確保しています。

1:株式 93%

2:REIT(リート) 7%

今回紹介するのは、1:株式の部分になります。

投資商品 株式

株式に投資していると申し上げましたが、個別株に投資しているわけではございません。わたしは投資信託を通して投資しております。

投資しているファンドは<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)です。※以後、ブログ内ではニッセイ世界株式GDPと略称させていただきます。

なぜ、数ある投資信託の中からこのファンドが選んだか。順をおって説明します。

コンセプト(ファンド特色)が理想だった

ニッセイ世界株式GDPのコンセプトは、

国内株式、先進国株式(除く日本)、新興国株式への基本投資割合は、名目GDP(国内総生産)総額の比率に基づき決定されます。

投資にとって一番大切な部分は、投資比率(アセットアロケーション)にあります。投資比率に自信がもてないでいると、直ぐにファンドを変更したり売買をしてしまいます。いかに自分のアセットアロケーションに納得して、腹に落とし込んで投資するかが大切なのです。

ニッセイ世界株式GDPは世界全体の名目GDPにのっとり、淡々と世界経済の比率に沿って投資されます。これはファンドマネージャーの考えや個人の意思に関係なく、世界全体の現状にそって変化していくのです。

この「誰の意思でもなく、世界経済の実状に淡々と投資する」というコンセプトに惹かれました。そして当ファンドは、20年10月のIMF(国際通貨基金)のデータをもとに、20年11月に投資比率が変更されました。現在の比率は、国内6%、先進国53%、新興国41%となっています。

個人の主観による国の好みや投資欲に関係なく、世界経済の変化についていく。ここが腹落ちができる納得要因となりました。

ダントツの低コストである

実はニッセイ世界株式GDPと全く同じコンセプトの商品が、もう一つあります。それはスカイオーシャン・アセットマネジメントが運用を行うグローバル株式ファンド(愛称:The GDP)です。

では同じコンセプト商品でありながら、なぜニッセイ世界株式GDPを選んだのか。それは信託報酬の違いにあります。

ニッセイ世界株式GDPの信託報酬は年率0.1144%(税込)です。これは数多くある投資信託の中でトップクラスの安さです。対するグローバル株式ファンドの信託報酬は、年率0.638%程度(税込)です。

こちらも決して割高ではないのですが、ニッセイ世界株式GDPと比較するとその差は約5.6倍(ニッセイの方が約82%割安)となります。あまりピンとこないかもしれませんが、リンゴで例えてみましょう。

同じ産地、同じ大きさのリンゴが、同じ値段で、隣接してる2つの果物屋で並んでいたとします。2つの果物屋ではリンゴを購入するさいに、店主に商品代とは別に手数料の支払いが必要とします。片方の果物屋では商品の代金とは別に100円(グローバル株式ファンド)の手数料。もう片方の果物屋では18円(ニッセイ世界株式GDP)の手数料が必要とします。あなたはどちらを選びますか?

同じ商品でそんな値段差なんて例えがバカバカしい、ありえない。と考えませんでしたでしょうか?しかし金融商品ならあり得る話なのです。今回のファンドだけでなく、コンセプトが同じ商品でありながら信託報酬(手数料)が何倍にもなるファンドが、この世の中には多数あります。

自分のコンセプト(アセットアロケーション)にあったファンドで、信託報酬(手数料)が割安なものを選ぶ。このように順番に落とし込んでいって選んで商品が、わたしはニッセイ世界株式GDPでした。

まとめ

ニッセイ世界株式GDPを選んだ理由は

・国内、先進国、新興国への名目GDP比率に沿って、「誰の意思でもなく、世界経済の実状に淡々と投資する」「個人の主観による国の好みや投資欲に関係なく、世界経済の変化についていく。」このコンセプトが腹落ちができる要因となりました。

・自分のコンセプト(アセットアロケーション)にあったファンドで、信託報酬(手数料)が割安なものを選ぶ。※中身が同じ商品で最も割安なものを合理的に選ぶ

以上の理由から、株式部分をニッセイ世界株式GDPに投資しております。

※全世界への投資でも時価総額比率やGDP比率、均等比率などあるなかで、わたしがGDP比率をなぜ選んだのか。これはまた別の機会にお話ししようと思います。

くれぐれもファンドを選ぶさいは、先に信託報酬から選ぶのではなく、自分のコンセプトにあったファンドを選ぶようにしましょう。信託報酬を第一優先で選んでしまうと、自分の投資方針がブレてしまい長続きしません。腹落ちする(納得のいく)アセットアロケーションを考えることが、投資をはじめる第一歩となるのです。あせらずに、一度じっくりと自分はどんな投資をしたいのか考えてみましょう!