お金持ちは、お金を得るために無駄な時間の切り売りはしません。
働く事とお金を稼ぐ事は違う
働く事とお金を稼ぐ事はイコールではありません。
雇用される側の場合は、時給や月給などで、働けば働いた分だけお金を得ることができるため「働く=お金を稼ぐこと」だという感覚に陥るかもしれません。しかし現実は違います。
ベテラン社員や新入社員も仕事に慣れてくると、無意識のうちに流れ作業になりがちです。
しかし、学びのないことに時間を費やしていると、数年先にふりかえってみたら、経験を積めず時間だけが経過していたという事態になりかねません。
例えば砂場で5時間穴掘りをしたとします。これはれっきとした労働ですが、穴を掘ったからといってお金が稼げるわけではありません。
お金を稼ぐためには、誰かにお金を払ってでも受けたい価値を提供しなければいけないのです。
例えば100時間頑張って働いて、ようやく1つの商品が売れることもありますし、逆に1時間働いただけで100個の商品が売れることもあります。
このように、働いた時間に比例して利益が上がるというわけではなく、関係するのは「お客様にとって価値があるかないか」ただこれだけです。
更に言えば、人に代わりに働いてもらえば、自分は何もしなくてもお金が入ってきます。たとえば株を買えば、何もしなくても配当金が入ってきます。
働くこと=お金を稼ぐことではないのです。
お金持ちは何かを学ぶために働く
本物のお金持ちは、そもそも働かなくても毎年お金が1億円以上入ってくるような人達です。
そういった人達は、既に働かなくても十分に生活できるような状態になっているのに、それでも働くことがあります。
無償のボランティア活動でも好んでやります。それはなぜか。何かを学ぶために働くという考え方を持っているからです。
世の中には価値のある労働と価値のない労働があります。
価値のある労働は、働いた対価として何かを学ぶことができる労働です。無価値な労働は、ただ単に時間だけを浪費するような労働です。
人によって価値、無価値の判断は違ってきますが、総じてお金持ちは何かを学ぶことができるのであれば、有償無償問わずに快く時間を割きます。
労働と収入は直結しない、収入に直結するのは価値です。そこを踏まえた上で、学び続けていきましょう。
何かを学ぶために働こうまとめ
多くの人は労働=お金を得ることだと思っていますが、実際は違います。
お金を得られるかどうかは、商品に価値があるかないかで決まります。
また、不動産や株などを持っている場合は、家賃収入や配当金などで、働かなくてもお金が入ってくるようになります。
お金持ちにとって働くこととは、学ぶことです。お金持ちは何かを学ぶことができるのであれば、有償無償問わずに快く引き受けます。
労働と収入は直結しない代わりに、収入を増やすためには価値を高めることが重要です。お金持ちはそのために学びますし、そのために働くのです。
わたしも、お金を稼ぐとなると≒労働と連想していました。
今後は目先のお金より、自分にとって価値のあることなのか考えながら取組んでいこうと思います。