お金持ちは外見に見栄を張らないということを「1-2/1-3」にてお伝えしました。
本物のお金持ちは庶民と同じような外見をしていますが、職業によっては商売の武器として高価な物を身にまとった服装をしなければいけないものもあります。
ここではもう少し詳しく説明していきます。
1 お金持ちは質素な外見をしていることが多いが…
ビジネスオーナーや資産家など本物のお金持ちは、一見庶民と見分けがつかないほど、質素な外見をしている事が多いです。
夢のない話かもしれませんが、これは本当で普段から安い服を着ているのはザラです。
服装の水準を上げると、余計な支出がかかってしまうのを心得ているからです。
お金持ちは支出を徹底的に押さえてきたからこそ、お金持ちになれたということを忘れてはいけません。
また、お金を持っていると周りに知られると、変な人(人物ではなくお金に興味がある人)が寄ってくるので、そういうのはあまり好みません。
1-1 服装に気をつけないといけない職業もある
しかし、高給取りな職業の中には、職業上服装に気をつけないといけない場合もあります。
例えば弁護士や営業マン、公認会計士、社長などです。
このような専門職は、綺麗な服装をしないと商談が上手くいかないことがよくあります。
このような人達が服装にお金をかけるのは、ステイタスや趣味のためではありません。
いわば仕事を上手く進めるための「商売上の武器として」「必要経費」なのです。
メディアに出てくるようなお金持ちはこちらのタイプが多いのですが、実は服装にかける支出が多くなってしまう分、資産形成には不利に働いてしまいます。
服装に気を遣わなくても仕事ができる人の方が、同じ収入でも資産形成しやすいことは一目瞭然です。
1-2 儲かってそうな(豊かそうな)イメージを与える重要さ
弁護士・社長・営業マンなどの専門職は、「儲かっている」「豊かである」ことを外見でアピールすることで、お客にとっての信用を与えることになります。
これはかなり重要なテクニックです。
例えば、裕福そうな人が「あなたを豊かにしますよ」と言えば親切ですが、ボロボロの服装の人が「あなたを豊かにしますよ」と言えば詐欺ではないかと疑われます。
また、裕福そうな人が「最近は儲かってなくて」と言うと「謙遜している」というイメージになりますが、ボロボロの服装で「最近は儲かってなくて」と言うと「服を買うお金も無いなんてこの会社大丈夫か?」というイメージを与えてしまうのです。
両者の違いは外見だけですが、それが絶大な効果を持っていることは事実です。
何かを売り込む際には、服装に気を付けた方が有利に働くことが多いのです。
1-3 金持ちそうな外見は優遇されることが多々ある
お金持ちそうな外見、金持ちそうな振る舞いをすると、優遇されることが多々あるということも知っておくべきです。
例えばお金持ちと貧乏人が同じ飲食店に来たとします。
そうすると、店側としては多くのお金を落としてくれそうなお金持ちに、沢山来てもらいたいと考えます。
その結果、お金持ちに料理を一品サービスをしたり、接客対応も普段より努力をします。
悲しい現実ですが、同じ利用額でもお金持ちそうな外見だと優遇されることが多いのです。
このことから、豊かそうな外見・振る舞いをするということは、得といえば得なことも多いのです。
ただ、豊かそうな外見のため、変な人も寄って来やすいのでその点は要注意です。
1-4 お金持ちの外見は千差万別
以上のことから、お金持ちの外見は千差万別で、一概に服装だけでは判断できません。
裕福そうに見える外見をしている人は、その分支出が多いのは明確な事実で、実際には資産を持っていないという場合もザラにあります。
逆に質素な外見だからといって貧乏なのかといえば、それもまた違います。
ひとつ確実なのは、外見に気をつかわなくても良い人ほど心が豊かであり、また資産形成にも有利だということです。
まとめ お金持ちの外見まとめ
お金持ちの服装は千差万別で、一概に服装だけではお金持ちかどうかは判断できませんが、外見に気を遣わなくても良い方が資産形成には有利に働きます。
弁護士・営業マン・社長などは服装が信用に直結するため、服装にお金をかけるのは、いわば必要経費です。
必要経費の恩恵として、豊かそうな外見や振る舞い方をすると、周りから良くされる確率が高まり、物事が有利に働くこともあります。
わたしは普通のサラリーマンのため、服装が武器や必要経費とはなりません。
普通の服をきてのんびり暮らし、少しづつ資産形成していこうと思います。
※夢の中で豪華な服を着て美味しいご飯を食べ、朝起きて夢であることにガッカリしたことがあるのは内緒です。